80歳のお祝いにスピーチをする場合の内容と注意点

80歳のお祝いにスピーチをする

誰でも一生に一度は経験するであろうスピーチ。人前で話すのが得意な人は、そんなにいませんよね。たいていの人が緊張するものでしょう。

 

80歳のお祝いにスピーチするスチュエーションはさまざまです。親族だけで行うとき、友人・知人も招いたとき、または自分がお祝いの会に呼ばれたときなど、そのシーンや立場によって選ぶ言葉も変わってきます。

 

大事なこと

どの立場であっても、傘寿を迎える人へ尊敬と感謝、労いの気持ちを心を込めて伝えることが最も大事なこと。スピーチで話す内容より、気持ちの伝え方に重点を置いて話しましょう。

 

長寿祝いのスピーチ

お祝いの会などでよく用いられるため、例文や文言は比較的簡単に見つかります。また、本人の置かれている状況や家族のことを考慮しても、話す内容はある程度限定されます。何を話したらいいのか?と深く悩む必要はありませんよ。

 

祝福の言葉に本人への想い、これからの希望、家族の繁栄、締めの言葉というのが一般的です。結婚式の祝辞のように、どこかの本から丸々引っ張ってきた内容では心に響きません。もちろん尊敬語や丁寧語で話すことは、大前提です。

 

ありきたりのメッセージよりも本人から学んだもの、共に感じてきたもの、そして、これからどう関わっていくのかなどの展望を含めるとより気持ちが伝わると思います。

 

時間

スピーチに慣れていないと、丁寧に話そうとして時間がかかりすぎてしまったり、感謝の気持ちを長々と話してしまうケースがみられます。スピーチは祝辞のように乾杯の前に行われますが、長すぎると聞き手も疲れてしまいます。場合によっては、失礼にあたることもありますので、注意したいですね。

 

スピーチは、完結に短く要点だけを話すのが好まれます。相手への気持ちを長々と話すのではなく、あえて長い文章を一言で表す語彙を使ってみたり、四字熟語やことわざなどを取り入れると、相手にもスマートに伝わりますよ。

 

もし、80歳のお祝いの相手が、親御さんである場合は、感謝と労いの言葉で短く締め、二人っきりのときにたくさんの想いを伝える方法も素敵です。

page top